洋裁教室生による婦人服オーダー準備中

なぜオーダーメイドか

 かつて洋服は“誂(あつら)える”のがあたりまえでした。洋裁店に出向いて生地 を 選び、採寸し、仮縫いされた服を試着し、イメージどおりの服かどうかを確認し ます。不満な部分があればそれを指摘し、思い通りの服を自分専用に職人の手作業に よって縫製にとりかかります。

 洋服は、その人専用に作られていたのです。

でも時代は変わりました。戦後の混乱期をのりこえた日本は経済の高度成長期を迎 え、縫製はひとつの産業として急速に発展しました。デパートやスーパーに行けばお 気に入りのお洋服を選べます。寸法も多様です。高級な既製服もあってオ シャレを楽しめるようになりました。

 それでも、既製服は既製服です。すでにできあがった中から自分のサイズや好みに 近いものを妥協しながら選ぶほかありません。できあがっている服に自分を合わせ る。これもオシャレにちがいありません。

 でも、自分の好みのものを誂え、自分の個性を主張する。個性が尊ばれる現代に あっては、これこそ本当のオシャレではないで しょうか。

 日本橋・ベルデは、そういうオシャレのお手伝いするのが使命だと思っておりま す。

服作りのポリシー

 長年の経験を生かして、これまで頂いたご要望やご意見をもとに立体裁断によって 服作りに励んでおります。

 私どもが大切にしている点は、

「着心地のよさ」

「身体への負担のなさ」

です。また、

「気になりかけた“ふっくら”サイズをいかにしてスッキリ見せるか」

ということにも意を注いでおります。

洋服ができるまで

 オーダーメイドなので 世の中にたったひとつの洋服をデザインから縫製までオリ ジナルで製作します。

布地を手にとっていただき、布地が語る“物語”に耳を傾けながら、お客様と一緒に デザインを決めていきます。

布地は私どもにて豊富に取りそろえてあります。主にフランス、イタリー、スイス、 その他の舶来物が中心です。布地のお持ち込みによる制作はお受けしておりません。

 ご相談の結果、布地とデザインが決まりましたら採寸をいたします。

シーチング(仮の布)を使用してデザイン通りの形をいったん作り、それを試着して 頂きます。そこで数ミリ単位で布にピンを打ち、カットしたり追加したりしながら体 に合わせます。デザインの細かな変更やバランスの変更もこの時点で行えるので、直 接体験しながら理想的な仕上がりをイメージできます。2着目は別布による仮縫いは 不要です。

採寸にもとづいて型紙を作成し、それを元に布地を裁断しますが、採寸からお仮縫い まで早くて1~2週間を要します。お仮縫いがスムーズにすめば縫製にかかり15日 ~20日間で仕上げとなります。デザイン・体型によって再仮縫いが必要であれば、 もう 一度お仮縫いをいたします。完成までにだいたい1ヶ月以上、約5週間はかかり ま す。

特殊な付属材料を必要とする場合、特別なボタンをつける場合などはもう少し 時間 がかかります。

 ご着用後、何か問題点や改良点がありましたらお申し付けください。臨機応変に対 応 いたします。